〈初メキシコ・滞在記〉

みなさん、こんにちは:)

Kuixe Experience日本事業部からの初ブログでは、〈初メキシコ・滞在記〉と題して、私の約一週間のメキシコ滞在をお届けしたいと思います。ティファナ、メキシコシティを経由してメインのオアハカまで、リアルなメキシコの様子をご覧に入れられれば幸いです。

目次

  1. ティファナ到着からメキシコシティまで

  2. オアハカのツアー

    2-1.メスカル・テイスティング

    2-2.海辺でのキャンプ

    2-3.ワニを見にボートライド

    2-4.クジラを見に海へ

  3. メキシコ料理のあれこれ

  4. おわりに


1. ティファナ到着からメキシコシティまで

←アメリカ-メキシコ国境沿いの空港

CBXを利用してメキシコに入国。

 メキシコ最初の都市は「ティファナ」。ここはアメリカと国境を隣にしており、CBX(Cross Bording Xpress)を利用してアメリカからメキシコに入国できます。(実は日本からのフライトでロサンゼルスを経由しており、ティファナまでは車移動だったのです..!)


 空港内にある国境線を跨ぎ、あっという間にメキシコへ入国。そこから一気にメキシコシティまで飛行機に乗り、最初の一日が終わりました。空港には夜中の到着でしたが、タクシーを利用すれば市内のホテルまでかなり快適に移動できます。


 ここで少々、みなさんメキシコの「治安」を気にされる方も多いのではないでしょうか?実を申し上げると、私もその一人でした。渡航準備に際して、当初「真夜中に到着する便を手配するなんて、なんてことをしてくれたものだうちの社長は..!」と、かなり不安だったわたくし..(笑)日本ですら真夜中の移動は気を張りますものね。しかしそんな心配をよそに、実際のメキシコシティは静かな夜を迎えており、特別に物騒さを覚えることはありませんでした。もちろん、一人歩きや徒歩での移動は避けたいですが、適切な危機管理意識を持って行動すれば、危険な思いをすることはほぼないと思います。いずれにせよ、やはり実際に自分で足を踏み入れないと分からないことがたくさんありますね。


2. オアハカのツアー

 今回の渡航の目的は、「オアハカのデモツアー」。実は当方、弊社の新米アルバイトでして、これからお客様にツアーの魅力を発信するためにもメキシコで研修を受ける必要があったのです。そして訪れたオアハカの地は―


 「ミニチュアの街みたい」


 そう、これが私の最初のイメージです。なぜかと申しますと、低く建ち並んだ、カラフルな建物が整然と街を形作っているんですもの..!

 中心街まで進むと、所々雰囲気の異なる建築が伺えるのですが、それはかつて西洋からやってきた人々によって建てられたものなのだそうです。なるほど、植民の歴史と現在が融合しているのだと分かります。

 それでは、次項からは私が楽しかった(すみません、仕事で参りましたがただただ楽しんでしまいました.. 笑)アクティビティを3つほどご紹介することにいたしましょう。


2.1 メスカル・テイスティング

 Mezcal(メスカル)とは、メキシコのお酒の一種です。旅程では2カ所でテイスティングを体験しました。お味はというと.. 一口含んだだけでその特徴がびびび!っとくるはずです。

←メスカル・テイスティング1カ所目

豊富な種類のメスカルが用意されています。

 まずは、なんと言ってもそのアルコール度数の高さ。一度に8種類ほどテイスティングしましたが、全て40度超えの強者達。当方、若造にしてお酒好きですが、これはストレートではとても飲めそうにありません.. ので、お土産として小瓶を3本ほど購入し、帰国後はロックやソーダ割りで楽しんでみようと思います。(笑)「メスカルウイスキー」「メスカル×梅酒」も良さそうですね。楽しみです。

(ちなみに、現地では後ほどメスカルを使用したカクテルをいただきましたが、これが非常に美味しかったです。一般的なカクテルと異なり、メスカル独特の風味や澄んだ味わいが楽しめます。まさに、メスカルカクテルは現地でいただくべし、です。)

 そして少し触れましたが、メスカルのお味は、ツンと抜けるようなアルコールに独特な風味(ある方は「スモーキー」と表現されていて、そのお言葉拝借します.. 笑)があり、とても味わい深いです。現地のお塩を肴に飲むと、相性抜群で無限ループに陥ります。種類も豊富で、テイスティングの際には是非、お気に入りのメスカルを見つけてみるのも楽しいですよ。


2.2 海辺でのキャンプ

 海が綺麗。

 これは間違いなく、オアハカの最たる魅力だといえます。

 私は海が大好きで、旅行先に海があれば必ず海辺を散歩するのがマイルールなのですが.. オアハカの海は、景色が「絵」そのものでした。

夕方、日没にかけて太陽が沈むと、空がだんだんと青紫色に色づいてきます。このオレンジ色の夕焼けと夜空のコントラストが見事なもので、実際に見るとまるでキャンパスに描いたような絶景を見ることができます。

一夜を海岸に張ったテントで過ごし、朝を迎えました。外に出てみると、ひんやりとした空気が心地よく、昼夜の寒暖差からか霧も出ていました。この雰囲気は是非とも動画をご覧に入れたいものです。まさに、一日で最高のスタートを切ることができますよ。


2.3 ワニを見にボートライド

 みなさん、よくインターネット等で「自然」や「メキシコの自然」と調べると、こんなイメージにたどり着いたご経験はありませんか?

 (写真の腕前はともかく..)これら全て、私が現地で撮影したものになります。真っ青な空、湖に浮かぶ木々、〈本当に〉写真のままの美しい自然がメキシコに存在していたのです!!

↑間近でワニを捉えました。

 手漕ぎボートで湖を進み、少し奥まった場所へ着くと.. 本日の主役・ワニのご登場です。人間になれているのか、とてもおとなしいワニでした。ガイドさんがワニの口を開いても身動きひとつありませんので、同乗していたお子さんも大喜び!こんなに近くで野生のワニを見れるとは、なんだか珍獣ハンターになったような気分でした。迫力満点、見応え抜群のツアーになっています。




2.4 クジラを見に海へ

 ワニを見た翌日、2カ所目の海に移動しました。ここプエルト・エスコンディドの地では、クジラウォッチングやサーフィン等、マリンスポーツも楽しむことができます。

 クジラを見に行くためには、朝7:00から海に出る必要があります。朝日が昇り始める頃ちょうど海の上にいましたが、太陽の光が水面を照らし、次第に周辺がキラキラ光り始める光景は非常に綺麗でした。

どれくらい船に乗っていたでしょうか、しばらく進んで太陽も昇った頃、いよいよクジラの姿を捉えることができました。海面から出ている部分しか見えませんでしたが、その影からも全長はかなり大きいかと思われます。

クジラウォッチングを終えた復路、幸運にもカメとイルカを見ることもできました。特にカメに遭遇できる機会は珍しいようで、私も写真を撮ることをすっかり忘れ見入ってしまいました.. (笑)

でも大丈夫、イルカの姿はバッチリ捉えましたよ。

日本も島国ですから、海に慣れている方は多いかと存じます。だからこそ、というべきでしょうか。日本が接している側とは反対側の「もう一つの太平洋」を体験してみるのも、人生において忘れられない、素敵な思い出になると確信しました。


3. メキシコ料理のあれこれ

 旅行の醍醐味の一つとして、やはりその地ならではの「お食事」が欠かせません。メキシコ料理といえば、私は恥ずかしながらタコスやトルティーヤくらいしか存じておりませんでしたが.. みなさんはいかがでしょうか?

ここでは、印象的なお料理をいくつかご紹介しようと思います。


 まずは「トルティーヤ」から見てみましょう。メキシコを代表するお料理だけあって、私も現地でよくいただきました。中の具材は様々で、個人的に一番美味しかったのはこの写真左下にあるトルティーヤです。鶏肉と玉ねぎ、パクチーなどが入っており、ここにレモンを搾っていただくと、とてもさっぱりして食べやすかったです。実は私、パクチーが唯一食べられない+苦手な食材だったのですが、メキシコで食べたパクチーは全くクセがなく、もはやパクチーだと気付かない程でした。(笑)大葉やミョウガなど、薬味系のお味が好きな方は、是非一度メキシコのパクチーを召し上がってみることをおすすめします。

 そしてこちらは、タマレというお料理です。バナナと蒸した鶏肉、チーズ、ベビーリーフなどが入っており、味の決め手は「モレ」という黒いソース。バナナが入っているからと言って甘いわけではなく、全く違和感なく美味しくいただきました。(お店によっては、デザートのように甘いタマレもありましたが、そちらも美味しいです。強いて言うならば.. 個人的には甘味が強くない方が好みですね。)

 ラストは「メロンパン」です。えっ?メロンパンって日本のパンの種類じゃないの?と思われた方!私も全く同感でした(笑)

実は、そもそも「パン」の語はスペイン語からきており、メロンパンもそのまま「mélon pan」と言うんだそうです。メキシコのパンは種類も豊富で、街を歩いているとパンが売ってあるお店をよく見かけます。

この写真はショコラとメロンパンで、メキシコで一般的な朝ご飯のスタイルだそうです。大体どこのレストランに入ってもメニューにはChocolaがあり、メキシコ人はパンをショコラに浸して食べます。ショコラと聞いてとても甘い飲み物かと想像していましたが、カカオが程よく感じられる飲み物で、日本では中々味わえないと思います。メキシコに来たら、一度は経験しておきたいソウルフードですね。

4. おわりに

 ここまで、私のメキシコ滞在記と所感を心の赴くままにご紹介しました。本ブログをご覧になって、〈ありのまま〉のメキシコを感じていただけていれば光栄です。また、みなさんの新しい発見、ご興味やご関心に繋げることができていれば、この上なく嬉しく存じます。

 2023年も終わりを迎えようとしていますが、みなさまもどうかお身体に気をつけてお過ごし下さい。2024年もKuixe Experience、クイシェ・ジャパンともに、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年12月

Previous
Previous

A Fantastic Journey to Mexico